ストーリー
泥棒刑事の関川仁は、8歳になる幼い一人娘を大事に育てながら、日々犯人検挙に走り回る仕事熱心なやもめ刑事。ある日、だるま工場の盗難事件をきっかけに伝説の大泥棒“ネコ”と運命的な出会いをする。“ネコ”からあらゆる手口を教わる仁。敵対する関係でありながら彼らは立場を越えて不思議な人間関係を築いていく。
そして10年後、仁は一流の泥棒刑事になった。17歳になった娘は看護の勉強をしている。幼いころ母親を病気で亡くした娘が選択した看護の道。仁は娘を心から応援していたが、ある日突然、仁は美咲から卒業したら海外で看護活動をしたいと切り出される。男手ひとつで必死に育ててきた一人娘から思いもよらぬ話をされただただ、戸惑うばかりの仁だが・・・。