ストーリー
祖母の死をきっかけに、東京の予備校に通うことを決意した夏海。浅草ロマン座の花形ストリッパーで、”浅草の月”と謳われた母・遥と同居することになった。だが、母とは小学校5年生の時に別れたきりでうまくいく筈もなく、何かと反発を繰り返す夏海。そんな彼女の支えとなったのは、ロマン座でバイトをしている達也だった。
遥には寿司屋を営む松尾という恋人がいたが、松尾には多額の借金があり、を助けたい一心から、遥は夏海の貯金に手をつけてしまう。これに怒った夏海は、マンションを飛び出し達也のアパートに転がり込むが、実は達也もまたヤクザの父親とうまくいっていなかったのだ。彼女は、そんな達也との恋を通し、次第に遥との関係を見直すようになっていく・・・。