ストーリー
「鷲の指輪」
1944年8月1日、ドイツの占領かで長く圧制に苦しめられていたワルシャワ市民はこの日、一斉に立ち上がった。戦いはのべ63日間に及び、20万人以上の犠牲者を出すという、まさにポーランドの歴史上でも最大の悲劇となったのである。
「総統爆破計画」
1943年、ベルリン駅に隻腕隻眼の軍人が降り立った。アフリカ戦線で重傷を負って帰還した伯爵シュタウフェンベルグ大佐である。大佐の胸には、祖国ドイツを救うために、ヒトラーを政権の中枢から排斥しなければならない、という思いが広がっていた。
「第三帝国の野望」
ヒトラーに続くナチ党No.2の権力者ハインリヒ・ヒムラ-は、独自の人種理論による世界支配の計画を進めていた。この目的の為に、ドイツの古城シュテルンベルグ城に若きドイツ人女性とSS隊員達が秘密裏に集められる。最も優秀だとされた遺伝子を交配させ、アーリア人種の血統を定着させようとする試みが行なわれようとしていたのだ。