ストーリー
1940年。海軍兵学校に在籍していた青年タイヒマンは、その卒業を待たずして、少尉候補生として実戦部隊に配属される。彼らが乗り込むことになったアルバトロス号は、掃海艇とは名ばかりの、木製トロール漁船を改造したボロ船だった。ココでタイヒマンは、様々な試練を与えられ、ドイツ海軍魂を徹底的に叩き込まれる。温厚で有能な艦隊指令ヴェーゲナー少佐や、”奴隷監督”と呼ばれ新任の彼らをこき使うパウリ中尉のもと、彼らを乗せたアルバトロス号は出撃するが英国の魚雷艦隊の攻撃を受け帰還する。戦火の中で様々な辛苦や葛藤・悲恋などを経験したタイヒマンは、Uボート乗りを命じられ絶望的な戦争状況の中出撃の日を迎える・・・。