ストーリー
砲兵大隊の連兵場と兵営が舞台であった前作とうって変わり、主人公アッシュ達が所属する砲兵第三中隊は、対ソビエト戦のために侵略したロシア東部戦線へと転戦する。1943年。敵の激しい抵抗と自然の守りにより膠着状態が続く東部戦線では、あらゆる腐敗が軍内部で起こっていた。物資の私物化や隠匿、勲章欲しさの名目勤務が横行する前線で、アッシュ達はしぶとく生存していた。そして対戦車戦の名手となったファバインは無線機確保のためドイツ本国に戻り、そこで戦時下の市民達を見る。敗戦の色が濃い前線を知らない後方では、まだ祖国の勝利が信じられていた・・・。