ストーリー
ここは、栃木県某所の廃墟ホテル。
割れた窓…、朽ちた床…、壁に絡まる草木…。
そんな中、普通に食事をする家族「吉田家」。
天然ボケの父「太一」、女磨きに余念がない母「香代」、ポテチをこよなく愛する長女「麻衣」、
父親ゆずりのボケ長男「広太」、味覚障害の次女「桜」の5人家族である。
そんな吉田家の食卓での会話からドラマが始まる・・・。
家族以外に「この廃墟ホテルに人の気配がする」と言うのだ。
さらに、ちゃぶ台の上に置いた5,000円札も無くなっていた・・・誰かいるのか!?
そこに、宅配業者が次女・桜宛の荷物を配達してくる。
中身はDVD。それも○○○のDVDなのだ。
そんなDVDを買うお金はどこにあったのか?
次女・桜が5,000円を盗んだ犯人ではないかと疑われる。
さらに、他の家族にも疑惑が持ち上がり…。
一体、誰が5,000円札を盗んだのか?怪しい侵入者の仕業なのか?
それとも、この廃墟で殺された霊が起こす怪奇現象なのか?
吉田家の家族会議は続き…、次々に判明する家族それぞれの秘密。
さらに、最大の謎…。
なぜ吉田家が廃墟で普通に生活し、食事をしているのか?
その悲しい事実が明らかになる。