ヒトラーとホロコースト アウシュビッツ 5.ユダヤ人としての誇り

ストーリー

1943年1月31日、スターリングラードのドイツ兵が、数週間におよぶ苦難ののち、ソ連軍に降伏した。「第三帝国」の敗北を、多くの国民が否定できなくなっていた。カサブランカで、連合国の首脳たちが、戦争の目的を明確にした。「まずヒトラー」である。彼らは無条件降伏を要求した。
2月18日、ヨーゼフ・ゲッベルスは、ベルリンのスポーツ宮殿で、10万人の支持者を前に演説を行った。それは、連合国の無条件降伏に対する回答であった。「全面戦争」である。

1942年、親衛隊長官ハインリヒ・ヒムラーは、ユダヤ人問題の「最終解決」に関する「成果」を統計にするよう命じられた。1943年4月の段階で、約400万人のユダヤ人が迫害され、過半数が殺害された。

まだドイツには、約5万人のユダヤ人が暮らしていた。その半数近くが、ベルリンに暮らしていた。5000人以上が、勇気あるベルリン市民の協力で、戦争中ずっと、物置などにかくまわれていた。このような人々は「Uボート」と呼ばれていた。

帝国首都の大管区長ヨーゼフ・ゲッベルスにとって、ベルリンのユダヤ人は目の上のコブだった。そこで彼は、ヒトラーの誕生日の4月20日までに、首都からユダヤ人を一掃する計画を立てた。
1943年2月27日早朝、15000人以上のベルリン在住のユダヤ人が、仕事に向かう途中でゲシュタポに逮捕された。その大多数は死へ、アウシュヴィッツへと送られた。1000人以上の混血ユダヤ人や、アーリア人と結婚したユダヤ人は、ひとまずローゼン通りの収容所へと送られた。やがて彼らの家族やアーリア人の配偶者が、最悪の事態を回避しようとしていた。

セールスポイント

映画『ヒトラー~最期の12日間~』の大ヒットを受け、関連DVD・書籍がリリースされている<ヒトラー>の最たる犯罪的行為である「ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画)」にドキュメンタリーで迫ります。この作品はドイツの放送局が戦争当時の貴重な映像と、生き残りの証言者たちの話を交え、ホロコーストを描いたドキュメンタリー作品です。総分数300分の内容で、戦争の真実を深く知ることができます。

スタッフ

企画:グイド・クノップ
脚本・監督:モーリス・フィリップ・レミー
編集:ステファン・ブラウバーガー

作品詳細

発売元:エースデュースエンタテインメント
販売元:株式会社ケンメディア
コピーライト:
(C)ZDF 2000
製作年:2000年
製作国:ドイツ
発売日:2007/11/30
品番:GRVE27074
税込価格:¥4,104

仕様

収録時間:50分
映像:COLOR
画面:4:3
音声:DolbyDigitalステレオ
字幕:日本語字幕