ヒトラーとホロコースト アウシュビッツ 2.最終解決策-大量虐殺-

ストーリー

1941年8月15日、親衛隊長官のハインリヒ・ヒムラーは、ミンスクで行われたユダヤ人処刑に立ち会った。レインコートに脳漿が飛び散り、ヒムラーは気分が悪くなった。そこで彼は「人道的な」殺害方法を模索するようになった。当時ソ連では、ドイツによるユダヤ人の大量虐殺が始まっていた。

1933年、ヒトラーは権力を手中にし、対立する人々の粛清とユダヤ人排除を進めていた。
ショーウィンドーには反ユダヤ的な落書きがされ、突撃隊がユダヤ人の商店から客を追い出した。
ひそかに戦争準備を続ける一方で、ヒトラーはユダヤ人政策を急進化していった。そのさしあたりの目標は、ユダヤ人を第三帝国から追放することだった。1938年11月9日の夜、ユダヤ人は駆り立てられ、殴り殺された。シナゴーグには火が放たれ、商店は略奪された。

大部分のドイツ人は、無関心な傍観者だった。ドイツのユダヤ人は、社会の最下層民となった。
1939年にはドイツ軍はポーランドに侵攻し、大量虐殺が始まった。国防軍の背後で特務部隊が、何万人ものポーランド人を殺害した。精神や肉体に障害がある人々を、毒ガスで殺害することさえしたのである。

1941年初夏、大量殺害に関する実験が始まる。「ユダヤ人問題」への最終解決は、もはや「どこか」に運ぶことではなく「根絶」となった。これはヒトラーだけではなく、第三帝国のエリートの大多数が支持し、実行したものである。

セールスポイント

映画『ヒトラー~最期の12日間~』の大ヒットを受け、関連DVD・書籍がリリースされている<ヒトラー>の最たる犯罪的行為である「ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画)」にドキュメンタリーで迫ります。この作品はドイツの放送局が戦争当時の貴重な映像と、生き残りの証言者たちの話を交え、ホロコーストを描いたドキュメンタリー作品です。総分数300分の内容で、戦争の真実を深く知ることができます。

スタッフ

企画:グイド・クノップ
脚本・監督:モーリス・フィリップ・レミー
編集:ステファン・ブラウバーガー

作品詳細

発売元:エースデュースエンタテインメント
販売元:株式会社ケンメディア
コピーライト:
(C)ZDF 2000
製作年:2000年
製作国:ドイツ
発売日:2007/11/30
品番:GRVE27071
税込価格:¥4,104

仕様

収録時間:50分
映像:COLOR
画面:4:3
音声:DolbyDigitalステレオ
字幕:日本語字幕