ストーリー
陽気な灼熱ビーチの町であり、貧困の街でもあるリオ・デ・ジャネイロ。
幼い頃、ティアゴは、大好きなサッカーの試合の合間、殺人現場を目撃したという理由で、父親を目の前で殺される。
それ以来、真面目で弟思いの兄が、寝たきりの母と自分を養ってくれている。
一歩外へ出れば、そこはギャングとドラッグ、暴力の街。
友人のサビアは、いつしかギャングのツバロンの手下となり、拳銃を与えられ、店を襲う始末。
だが、ティアゴは違った・・・彼には足がある。
犯罪に手を染めれば、その足は無駄になってしまう・・・。
ツバロンですら、「将来のペレ」とティアゴを後押しするのだった。
そんな彼に幸運が巡る。
サッカーチームのトライアウトの日、母の病状が急変し、彼は迷わず医者を呼びに行くのだが・・・