ストーリー
ソウルの売春街から、エゴン・シーレの絵画を手に海辺の町・ポハンに流れて来たジナ。売春宿・鳥篭に住み込んだ彼女は、昼は美術学校に通い、夜は客の相手をする娼婦である。そこにはジナと同い年の女子大生ヘミ、高校生の弟ヒョンウ、彼らの両親が暮らしていた。セックスに対し閉鎖的なヘミは、ジナを軽蔑し、彼女に対し固く心を閉ざす。その魅力と官能的な姿態で周りの男達の欲望に火をつけるジナ。お客は勿論、父や弟までもが彼女の肉体の虜になっていく。
一方、頑なまでにセックスを拒み続けるヘミに対し、ボーイフレンドのジノまでもがジナの部屋を訪れる。その事実を知ったヘミは、ジナに対する嫌悪感をさらに増幅させる。やがて、弟のヒョンウが撮ったジナのヌード写真が雑誌に掲載され、事態は急展開をみせる・・・!?