ストーリー
君と知り合わなければ 俺は愛をカタチにしていた・・・。
1988年、民主化への動きが活発化してきた頃の北京。高級幹部の子弟で貿易会社を経営する捍東(ハントン)。彼は バイセクシャルのプレイボーイ。そんな彼が、北京に来たばかりの学生・藍宇(ランユー)を買いベッドを共にする。この時の捍東は、あくまで一夜限りの関係と割り切っていたのだが・・・。
そんな二人が北京の街角で偶然の再会を果たす。藍宇は、初めてのセックスの相手となった捍東を慕い、純粋に愛し始めていた。そしてそれは捍東も同じだった。やがて二人は、捍東の家で愛の暮らしを始める。
1989年6月4日。些細な諍いから捍東の元を離れていた藍宇は、多くの学生達と共に天安門広場にいた。事件を知った捍東は、銃声響く広場で必死に藍宇を探し続けるが・・・。