ストーリー
第12話 「わたしの目は被害者の目 わたしの手は加害者の手」
ひろ子と明はシイナから夕飯に誘われる。シイナの父俊二も加わり、一家団らんの温かい空気がひろ子と明を包み込む。楽しいひとときは無情にも過ぎて、ひろ子と明はシイナの家をあとにした。その先には「現実」が待っている事をふたりは充分にわかっている。それでも歩みを止められない。ふたりはそれぞれの「道」に分かれて行った。そして、「鬼」による惨劇が始まる。
第13話 「未来の子ども達へ贈る」
時は得てして無情なものである。どんなに惨劇な夜であったとしても、朝は来る。街並に太陽の光が注がれ、夜の闇に覆われていた凄惨な現場が人々に刻まれる。しかしそれはまだ序章にすぎない・・・。シイナは学校の教室で、起こってしまった出来事を受け止めようと思考する。その刹那、教室の窓ガラスが割れ「鬼」が現れた。第2の惨劇がシイナの目の前で起こる。