
代表者挨拶

21世紀の開幕は、もはや過去の記憶になってしまいました。ケンメディアが実感するのは、時代のスピード。いつも時代のエッジを疾走するエンターテインメントの世界に関わっていればこそ、そのスピードにまけないフットワークを私たちは求められています。次の時代のわずかな手がかりを見つけ、指を掛け、その極みを覘き見なければなりません。それはカスタマーの欲求とともに進んでいくことであり、エンターテインメント関連企業の使命なのです。
コンテンツは未来を予見するばかりが価値のすべてではありません。過去を記録する大切さ、振り返ることで得られる知見。あるいはコレクションとしての愉しみなどの役割があります。映像や音楽あるいは文字というコンテンツをメディアとして流通することで、コミュニケーション手段として無限の可能性をもつのです。
ケンメディアは、多種多様で膨大な情報の奔流に飲み込まれることなく、流れを整え、確実に送り手から受け手へと届けます。過去から未来につながる情報の大河に向かい合い、時に堅固な護岸となり、流れを整えるダムとなり、誰かが社会のコミュニケーションをサポートすることが必要です。デジタル化で加速度を増す情報社会とともに走り、私たちは変化し続けていきます。
代表取締役 社長
田中 壮明